さわがしい静(しづ)の日記

20代後半から看護師めざす人の自由な日記。自作小説はイタいかも。

居合道を選んだ経緯(合気道と悩んでた)

 

居合道を選んだ経緯について書いてみる。

 

5年くらい前からかな、まずは合気道をやろうと考えていた。

その理由としては、

①白い上衣と紺色の袴で格好いいから。

②柔道ほど激しくなさそうだから。

③暴力ふるってくる人への対策として使えそうだから。

④公務員試験で加点されることがあるから。

 

そのときは④の理由が一番大きかった。

けど公務員試験なんて結局受けないことになり、それでも本当に合気道が必要なのか悩んだ。

 

だんだんと刀を使う居合道に魅力を感じるようになり……。

 

だけどなぜか、合気道をやりたい熱が微熱のような形でしばらく続いた。

暴力をふるってくる人に対処できるようになるかもと、合気道の実践的なところに魅力を感じてた。

それに比べ居合道は、普段刀を持つわけにいかないから実践的ではないと感じていた。

合気道で初段を取ったら辞めて居合道に移ろうかな」と思い付いた。

 

だけど、「単純にやりたいと思えることを優先しなくていいのかな?」と思えてきて。

 

そもそも暴力をふるってくる人に武道の力で返したら、逆にこっちが悪くなるかもしれない。

武道は基本的に、実際に使ってはならない。

じゃあどうせ使うことがないのであれば、実践的な力を付けるだけ無駄。

あとはやってて楽しいかどうかが大事……。

 

そう考えたら、魅力を感じる居合道を最初からやるしかないなと考えた。

それに、暴力をふるわれることがあるかもしれないからって頑張るのはなんか辛そう(笑)

 

10代の頃も「スポーツだけど、スポーツほどスポーツらしくなく、美しさのあることをしたい」と漠然と考えていた。

でも具体的に何なのかは分からなかった。ダンスかな? とぼんやり考えつつ、それはそれで違うと思っていた。

あのとき漠然と考えていたものが何だったのか、見つけられた気がした。

 

片付けをした。そして家の壁紙も替えたいのだが。

 

今日は大掛かりな片付けをしていた。

いらない書類を大量にシュレッダーしたり、いろんな物を仕分けしたり、バラバラになったいろんな書類をファイルに綴じたり、いらない本を縛ったり、時計の位置を変えたり。

大サイズのゴミ袋もパンパン! 大変だった。

 

これから何とかしたいのは、居合の刀の置き場。

今は壁に立て掛けてあるけど倒れたら壊れる気がする。前は床に寝かせてたけど、ちょっと汚いような気がしてた……。

新年は専用の台がほしい。

 

あと、本棚がもう1つほしいと思った。

これから大学の教材も持つことになる。今までの参考書も念のため取っておきたい。大卒後に専攻科を受験するつもりなのでそれ専用の教材も置きたい。

今の本棚ではスペースが足りないだろう。今でさえ厳選して置いて、やっとのことで1つの本棚に収まっている状態。

 

それから、これはもしできればだけど。

いつかキッチンの壁紙を替えたい。

親が「そんなことに金を使うな」と言うし、そもそも親の家だから口出しするのは間違ってるのかもしれない。でも、明らかに汚いんです。それが親の目には映らないみたい。親からしたら「普通こんなもん」らしい。

「自分がお金出すから」と説得したのだが、それだからにはやっぱり好きな色の壁紙は選ばせてもらいたいんだよね。けど親は「白しかダメ!」の一点張り。

自分がイメージしてたのは、深緑や茶色を使った感じのオシャレでモダンな壁紙。

だけど「ただでさえ日当たり悪いのに余計に暗くなる」と言われた。自分はそう思わないんだけどな……。

渋々ホームセンターにカタログを返したあの時……😢

 

壁紙……。こればかりは親はやる気ないみたいだから実現は不可能かもしれないけど、いつかやれたらなぁ……。

 

さて。片付けの話に戻すと、まだまだやることはてんこ盛り。

半分は終えた感じはするので、あとは少しずつやっていこう。

 

戸籍の氏名によみがなが付く話

 

戸籍の氏名によみがなが付くように法制化されるらしい。中間案などはもう目を通した。

だけどあれからまだ話に進展がない。早くしてほしい。

たかが戸籍のよみがな。多くの人にとってはどうでもいい事なのかもしれないけど、個人的には早くしてほしくてたまらない。

 

できればカタカナじゃなくて平仮名表記だったらいいなと期待している。カタカナで「シヅ」よりも平仮名で「しづ」の方が様になるからという、かなり個人的な理由。

「シズ」ならカタカナでも格好いいんだけど、「シヅ」はちょっと変な感じ。

どうか平仮名にしてください! と暇つぶしがてら神棚にパンパン手を叩いて願う。

 

でも、役所関係の書類に名前を書かされるときって、大抵よみがなはカタカナで書かされる。年金手帳だってカタカナ。保険証もカタカナ。

便宜上のことを意識するのであれば、もしかしたらカタカナになるのかもしれない……。

でも、戸籍という日本固有の歴史ある物にカタカナはいかがなものかとも思う。ここは日本らしさの表れる平仮名にすべきだと思う。

 

ヤとカとか、シとツとか、字の下手な人は判別できないこともあるし、やっぱり平仮名の方が読みやすくていいと思うけどなぁ~。

デジタル文字でさえも「シヅ」を読みづらそうにされたことが何度かある。

 

 

🖤神主と少年の恋すれすれコメディ♪

 

第1話「紹介します☆」

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紫色の色鉛筆がなくて宮司の袴が真っ白になっちゃった💦

 

 

第2話「ドッキリ熱中症

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このあと何も起こってませんよ?

ちなみにこの漫画にも続きがあるとは限らない。

 

 

 

 

共通テストの受験票が届いた

 

共通テストの受験票、そろそろ届くかな? と、ちょうど昨日考えていたところだった。

本日到着!

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これまでにセンター試験は2回受けたことがある。共通テストは初めて。

今までの時はある大学が会場だったんだけど、今回は別の大学が会場になっていた。英検のときにも行ったから中の雰囲気とかわかってる。だから安心。

 

試験については、なんらかの失態をあれこれ重ねない限りは合格するんじゃないかなと思ってる。とか言って落ちたら恥ずかしいんだけど。

2次試験の演習もどんどんしないと。

来年の春から看護学生になれるかな!?

 

小説「男巫」2 ~痛むみぞおち~

 

ある日突然、嫡男の太郎が風景画を描きたいと言い出したので、帰一は城の近くの橋までおともをすることになった。

2人は橋から少し離れた所に座った。

アーチをえがいた趣のある橋と、その下の池。太郎はその風景とにらめっこしながら、濃い墨、薄い墨をつたなく使い分けて紙に描いていった。

帰一もその横で一緒に描いてみるのだった。

 

夕日が沈む頃になるとようやく2人の絵は完成した。

帰一の上出来な絵を見た太郎は、「お前は筆くらいしか使えないんだな」と言いつつ、自分の腰に差した刀をポンポン叩き誇らしそうに笑った。

「そうですね。僕は刀もろくに使えない。太郎様はさすがです」と帰一は小さな声で返した。

すると、太郎が帰一のもとに一歩近づいたかと思うと、すばやく刀の柄をぐいっと突き出し、帰一のみぞおちにぶつけた。

帰一のみぞおちに痛みが走ったが、これは皮膚の痛みだけであろうか。心中の痛みとも混ざっているようで、どこがどう痛いのか帰一本人にすらわからなくなった。

 

そう帰一がぼんやりしているうちに、

「こうやってやるんだよっ! 武術ってのは!」と、意地悪な笑みのせいで顔に陰ができた太郎は、そのまま刀を抜いて振りかざした。地面に置かれた帰一の絵に向かって。

ぶんっと刀が風を切る音とともに、絵は真っ二つに切られてしまった。

 

カッコつけながらスッと刀を納め、「それでもまた描くのだ。人生にはその努力が必要なのだ。そう思えばこれも良い経験だろう」と師範のごとく言う太郎。

そんなバカな理屈があるか、と帰一は悔しい気持ちがしたが、あの家で暮らす限りいつこのような馬鹿げた沙汰が起こってもおかしくない。

その度ごとにいちいち悔しいなどと思っていても仕方なかった。帰一の得意技である、何事もなかったことにするという術を今日も使うのだった。

 

切り裂かれた帰一の絵は、意地悪者の片足によって池に落とされ、ゆらゆら浮かんだ。一方、太郎の絵は丁寧に巻かれ、仕上げにきゅっと結ばれた。

その紙の違いが、まるで帰一と太郎そのものを表しているかのように帰一の目には映ったのだった。

 

怒りや悔しさに満ちた顔で帰ったら、家の下女たちが心配する……。

そんなわけにいかない、と帰一は自分自身に言い聞かせた。太郎のうしろを行きながら、ムリヤリ口の端を上げつつ帰路についた。

 

 

小説「男巫」1 ~庶子の傷~

 

ある地に少年がいた。ただでさえ庶子とのことで、親からも親戚からも除け者だった。その上、なんか変な子とあちこちから噂され、背を丸めて閉じ籠って暮らしていた。

松平帰一と名乗るその少年は、あちらこちらから武家らしからぬ「奴隷」というあだ名をつけられていた。だが帰一はすっかりそのことに慣れきっていた。

心をなくしたような虚ろな面持ち。そんな表情がこの少年の普段の表情であったが、特に誰もそのことになど気を留めなかった。

 

そういえば剣術の稽古には誘われた覚えがない。そもそも帰一に配られたのは短い脇差のみだった。

嫡子の太郎なら、帰一と同じくまだ年端も行かないが、威勢よく二本差しで外を出歩く。

帰一は最初から完全に見限られていたのだろう。帰一本人もそのことは薄々わかっていたけど、武士になりたいわけでもないのが本音なので内心喜んでいた。外へ行くときも袴は着用せずに着流しで、脇差も差さずに出ていた。

 

帰一の家には住み込みの下女が何人かいた。

家のことをよくしてくれるだけでなく、唯一帰一にも優しかった。だから下女たちの前では少し表情が砕けた。

もともと家の下男程度に扱われているのもあるが、帰一は積極的に下女の手伝いをしていた。

武家のお方にさせるなんて」と遠慮されれば、「同じ身分だと思ってよ」とうっすら微笑んで返すのだった。

時折父親が正室と「あいつのことは、お友達と同じ奴隷にしてやればいい」などグチグチ語っていたが、帰一は悪いことは聞こえないふりをするのが得意だったのでしれっとしていた。

妾であった帰一の母親はとうに病死しているので、親に甘えるのでもなく辛さを直視するのでもなく、ただ黙って聞こえないふりをして全てなかったことにする他はなかった。

 

(14歳になったら勘当してもらってこの家を出て、薬屋で修行し、新しい人生を歩もう。)

帰一の中にはそんな計画があった。その計画は強い心の拠り所のようになっていた。家の下女たちもそれを応援してくれていた。