さわがしい静(しづ)の日記

20代後半から看護師めざす人の自由な日記。自作小説はイタいかも。

アルバイトをすることになった

 

最近、アルバイトを始めることになった。初出勤はもうすぐ。

共通テストリサーチの結果大学に受かりそうだなと思ったので(2次の比率も低いし)、新生活に備えてアルバイトを決めてきた。

 

実はアルバイトをするのは怖いと思っていた。

前にレジの仕事をしていた時、お客さんとして学校時代のいじめっ子が訪れて嫌なことを言ってきたことがあり(しかも何度か来た)、

地元で働くと誰か来る…という恐怖心にさいなまれていた。

 

なので、大学入試の勉強期間中はほぼ仕事はしていなかった。(1回だけ県外で出稼ぎ?してきたことはあったけど。)

おかげで集中して勉強できて、私立じゃなくて国公立狙えるくらいにはなったし、学費もそんなにかからなくて済むのだけど。

 

でもずっと「バイトしたい」とは思っていた。「でもまた誰か来たら嫌だな」とも思い、なかなか踏み出せなかった。

けど、お金はあればあるほどいいなぁと思って(笑)それで今回踏み出した。

最近年末年始に神社で働いてきて「働くっていいなぁ!」と思えたのも大きい。

もしまた過去の誰かが来ちゃったら、丁寧に応じてやらなきゃいいんだ(*-ω-)って吹っ切れたのもある。前はどんな人相手でも丁寧に接していたけど、必要ない優しさや丁寧さは少し捨てようと考えた。

 

 

便利屋に頼んだ

 

模試で判定を出してくれるのと同じように、

本番の点数をもとにして判定を出してくれる「共通テストリサーチ」。

これが今日の午前10時から午後6時までのあいだ、河合塾のHPで開かれていた。

 

だが、トラブル発生。

ログインできないのだ。なんでなのか正しい答えは分からない。自分のスマートフォンだとダメだったのかもしれない。

受験者の8割ほどの大勢の人たちが利用できている中、自分だけダメなんてことがあるなんて。

 

パソコンからなら出来るかも。

そう思い付いたが、家にある赤いパソコンは古い! インターネットも確か使えないようにされていたのでダメ。

父のパソコンもあるけど父しかログインできない。帰宅まで待っていたら共通テストリサーチの時間が終わっちゃう。

 

というわけで、便利屋に頼んじゃいました。

 

前にポストに便利屋のチラシが入ってて、住所を見たら「祖母の実家の場所にあるんだー」と思ったので覚えていた。

まさか役に立つときが来るとは思わなかった。

 

便利屋にやってもらったら無事ログインできた。電話口で得点を告げ、入力してもらった。

あとは水曜日に結果が出るので便利屋のところに行って聞きに行くだけ。

今からリサーチの結果が楽しみ!

 

小説「男巫」3 ~障子に映る残酷~

 

家に着き夕食の時間になると、父母と太郎は3人で食事を囲んでいた。

障子に隔てられ、1つ隣の部屋では帰一が1人で食べていた。

帰一は、みぞおちか心かどこだか分からない場所がまだ痛む気がして、そっと胃をさすった。

 

障子にはぼんやりとあの3人の陰が映る。

「見せてごらんなさい。まぁ、太郎は絵の才能があること」

「ありがとうございます、お母様。帰一も描いていましたが、ありゃダメなもんでしたよ」

「帰一のやつ、またくだらない絵を描いたか」

障子の人陰が、ひっひっひっと笑う声と同時にピクピク動いた。

 

「ここだけの話だが」

笑い終えた父が口火を切った。ここだけに帰一が含まれていようがいなかろうが、たかが障子1枚の壁。嫌でも聞こえてくるのだった。

「うちの子は太郎、お前だけだ。帰一は違う。帰一は他人だ。うちの財もみんなお前のものだ。それは太郎が名高き長男だからだ。先祖代々から受け継いできた家名に誇りを持ちなさい」

帰一は怒った、と人は思うだろう。だが先ほどまでと変わることなくさっさと食事を採っていた。心の中は、もはや無に近い。

帰一にお茶をとやってきた下女は、肩をガチガチにして青ざめて、目の底から絶望が湧き出たような顔をして固まった。

「ありがとう」

と、帰一は例の話などなかったように下女の持つお盆に乗った湯飲みを取った。

「今日もいい天気だったね」

帰一がそう微笑みかけるのを、下女は目をうるませながら黙って見ているしかなかった。

 

帰一だって父の血統を引き継いでいるのであり、それは誰に何と言われようと明白なことだった。

だが、

「いっそのこと本当に父の子でありませんように……。もうその方が嬉しいです。どこかにまだ会ったことのない親がいてくれるならどんなにいいか」

と心のどこかで願う気持ちが帰一の中に潜んでいた。

静かに、静かに、そそくさと、帰一の右手は口元に箸を運び、食事に箸を運び、また口元に箸を運び、淡々とその動作を繰り返していた。障子に映る残酷な光と陰の横で。

共通テストを終えて

 

共通テストを昨日と今日受け、採点したところ、志望看護大のボーダーライン+15%の得点率を採れました。

2次試験の比率は低いので、ほぼ確実に受かるだろうと思っています。

 

共通テストを受けてみて思ったのは……

もう少しランクが上の◯◯大学(国立)をめざせばよかった……ということです。

自分の志望大学は公立なのだけど、国立の方でも狙えそうだったなと思いました。

 

ただ、それには理科を2科目受験しなければなりませんでした。

もともとは薬学部や医学部をめざしていて、理科は化学と生物を勉強していたのですが、「ムリだな」と悟って看護大に進路変更するとともに、理科は生物1科目だけに変えちゃいました!

ちゃんと2科目で受験していたら◯◯大学にも出願できたろうに……。化学もそこそこやれてたのに勿体なかったな……。

そんな後悔が出てきました。

 

その悔しさがもとになって高みを目指したい気持ちが沸いてきたので、もしかしたらあとで大学院に行くかもしれません。

が、看護とはまったく別分野の専攻科にも行きたくて……。

どちらにしようかは時が来たら決めようと思います。

 

ちなみに試験自体の感想はこれです。

「第1回、第2回の共通テストより明らかに数学がラクっ!! 心配して損した」

「国語は選択肢をよく読めば、間違いが明らかにわかるような書き方をされてる!」

「英語のリスニングが過去問や実践問題集よりも一番ラク!!」

現代社会は一部ん?と思ったけどあとはラクラク!」

「けどなんか、生物が解きづらい……」

 

もうちょっと点を取れたらもっと自己満足できたのにと悔しさもあるけど、楽しかったです。久々に人がウヨウヨいるところに行けて。

今は「長年の懸念だった大学入試を終えて(正確には2次試験もあるけど)、安心した」という気持ちでいっぱいです。

あとは共通テストリサーチをやって判定を見るのが楽しみです。

 

試験を前にして

 

もう少しで共通テスト。

自信の有る無しが揺れている。

もしダメだったら…また次の機会に挑戦することになる。けどそんなの嫌だなー💦

上手くいけばいいなと思いつつ、過度な期待はしないようにしたいと思う。

 

自分は子供の頃はよく緊張するタイプだったけど、大人になってからは大事な局面でもほぼ緊張しなくなった。慣れのせいかな。

楽な気持ちでいろんなことに飛び込めるという意味では良いことだけど、緊張感がないとうっかりミスをしたりするのでややこしい。

けど無理して緊張するわけにもいかないし、緊張してお腹を壊すよりはマシだと言い聞かせ、当日はなるべく気楽に行ってきたいと思う。

 

緊張しないコツは、ボーーッとすること。

誰かに緊張することを求められてるわけじゃないことに気づくこと。

 

……そのリラックスが仇にならなきゃいいな…(;´Д`)

ぼんやりしがちなので気を付けないと。

 

巫女の助勤をやってみて

 

巫女の助勤を終えました✨

小さな神社だけど、元旦に日付が変わるときにはたくさんの参拝客が!

本当にたくさんの人が来て、「神社ってみんなに愛されてるなぁ」「やっぱりここは日本なんだなぁ」としみじみ思いました。

 

まずは巫女装束に着付けをしてもらって、写真を撮って、いざお宮へ。

実際仕事中は「巫女装束を着てる🎶」みたいなことは忘れ、せっせと働いていました(笑)

 

前にレジの経験はあるのですが、なんだか合わなかった覚えがあります。

が、今回お守りの販売をやってみて、「あれ? こういう仕事合うかも」と感じ、また機会があったらレジのアルバイトをしてみたいと思うきっかけになりました。

(まぁ神社にガミガミ言ってくる人はなかなかいないけど、お店のレジだとガミガミ言うお客さんが来やすいという違いはありますが(笑)🤣)

 

また来年もぜひ…という話になり、次の年末年始も巫女をやるのが楽しみです🥺

ひそかにやりたいと思い続けてた神社でのお仕事ができてとても嬉しく、これから迫り来る共通テストも穏やかな心境で挑めそうになりました。

やりたい事をやったことがある、その上でだからこそ、長い人生であんまりやりたくないことも頑張れるのだと思いました。

 

明日からの巫女の助勤

 

明日から巫女の助勤をする。

決っっっして誰にも言わず「神主や巫女をできたらなぁ」とこっそり思い続け、何年も後の今実現するのだから感慨深い。

でも短い間なので、時間はあっという間だろうなと思う。今ばかりは時間が早いのは嫌だなぁー。

さて、菓子でも食いながら寝て明日を待とう。